本を読む人は賢い。印刷術などという技術が存在していなかった時代から現在まで言われ続けていることである。

読みたい本は自分が圧死する重量ほどある。
読んだ本をリアルの世界で実践できずに終わっている。



外界から濁流のように流れ入ってくる知識をシャットアウトして、自分の頭中の知識の連携を幾重にも幾重にも強く太くしていくほうがよいのか。

ともかくも視野を広げようと莫大な量の本を読み漁って知識を取り入れるほうがよいのか。

前者で在るなら、


黙っていては、銅像のように立っていては社会はうごかない。



読んだ本のノウハウを実践に生かせずに終わっている。
本を非常に非効率に活用しているとしか思えない。
もっといい方法は無いのか。
いっそ、本を読まないで自分の今在るポリシーだけを抱えて生活してはどうか。
自分は今後(まだ高校2年生)、どちらの立場をとっていくべきなのだろうか。

本をそれこそ溺れるほどに読んだ人の方が結局賢くなっていくのだろう。
なによりそうした人たちの結果が名声、富豪、栄光であったりするからだ。

しかし、そっちのほうが賢いということに理解ができない。



猛進して本にぶつかっていき、一つの「ポリシー」を得ても、
新たな本を読み、思考してみるとまたそのポリシーが潰されていた。

本という知識のエッセンスであるたいそうなものでなくとも、テレビを見るだけで「名言」が特集されており、また潰される。

これきりあるの?おれは疲れたよ。