焦るが負け

あー!もう早めに動けばよかった!単位認定の提出書類出せなくなりそう!
なんだったんだろう。勝手に書類が外国から降ったくると思ってたんだろうか?何が所以でそんなに自信あったんだ!こんちきしょー!
いま中国から仮に書類を送ってもらったとしてタイムリミットの11/1まではあと13日。国際郵便て13日で届くのかなあ?それ以前に中国にいる友達にコンタクトとって成績表もらって送るまでに絶対ロスがあるから13日じゃ届かない。あ、これ無理だ(いま気づく)。

なんか忘れてるなと思ったんだよなあ。大学の新学期始まってすごい楽しい!楽しい!て感じだったのはきっと忘れてることがあったから楽しめたんだな。うわあもう大嫌い。手続きのために追われるとかすごい嫌いなんだけど、逃れられないのがむしろ手続きなのかもしれないし、うわあああああああああ!!

Y氏おれが一年留年すると知ったら内心怒るだろうな・・・

カツアゲはある意味「コミュニケーション」である。
わたしたちがカツアゲに対して抱く印象はどのようなものだろうか。
カツアゲとは強き者が弱き者から物をぶんどることである。
弱き者が立場的に下であることに目を光らせ、強き者が暴力で脅す。
言葉の暴力かもしれないし、リアルな暴力かもしれない。
当然、良いことであるはずがない。
なぜなら強き者が弱き者を脅す時、完全に弱き者に強制的に行動させているからだ。
強き者はカツアゲ後、その一戦での収入をかっさらって自分のものとするだけだ。
しかし、弱き者にとってはキタナイ言葉を浴びせられたり胸ぐらを掴まれたり金銭をふんだくられたりされるばかりで、何一つ良いことはない。


だが、強き者からのののしりや脅しのかわりに、弱き者が与えるものもある。
一方的に強き者が圧倒するだけではない。
カツアゲでいう金銭のことである。
「交換」するものがないとき、コミュニケーションと言うことはできない。
ある場、ある時でコミュニケーションが成り立つのは「交換」の要素が必須なのである。

たとえば、飲食店の店員を相手にするとき。
注文したものを店員が運んできて
「熱いのでご注意くださいー」と
言われて、こちらが
(あ・・・)
そうなのか、と思っていると店員が去ってそのうち無言で食べ始めることはよくある。
こういう状況なんかは、コミュニケーションになっていないのじゃないか。
この例ではコミュニケーションをとらなくて良いと考えてる人もいるから、完璧に当てはまるわけではないのだけど、
状況は「交換」というよりは、片方が一方的に言い通した形になっている。

弱き者はこの「交換」ということを行っているだろうか。
カツアゲされるということが何かの「交換」ということになるだろうか。
その通り、カツアゲにおいても「交換」は成り立つ。

まさに弱き者がわたす「金銭」はコミュニケーションを成り立たせている。
「金銭」は「交換」が成り立つ条件になりはしないだろうか。
もし「金銭」をわたすことがなかったら、実は弱き者は単純な物でもいいことになる。
強き者が脅して、暴力をしてもその場に何の変化もないとしたら、
弱き者は意思を持った人間としては認められないほどに存在意義がなくなってしまう。
なんでも代用がきく弱き者と「コミュニケーション」が不可能なわけはここにある。

しかし、金銭をわたすということが加わるだけで「コミュニケーション」は成り立つことにはならないだろうか。
ひどく一方的なカツアゲということが「コミュニケーション」にもなりうるということである。






ところで、こちらの呼びかけに何の反応もないということが「コミュニケーション」のなかで一番悲しいことである。
カツアゲの場合はまだ金銭の交換ということで、不可解な部分がない。
しかし、わたしはどうであるか。
Webで応募したバイト先からの連絡が二週間たってもまだ来ないのである。

本を読む人は賢い。印刷術などという技術が存在していなかった時代から現在まで言われ続けていることである。

読みたい本は自分が圧死する重量ほどある。
読んだ本をリアルの世界で実践できずに終わっている。



外界から濁流のように流れ入ってくる知識をシャットアウトして、自分の頭中の知識の連携を幾重にも幾重にも強く太くしていくほうがよいのか。

ともかくも視野を広げようと莫大な量の本を読み漁って知識を取り入れるほうがよいのか。

前者で在るなら、


黙っていては、銅像のように立っていては社会はうごかない。



読んだ本のノウハウを実践に生かせずに終わっている。
本を非常に非効率に活用しているとしか思えない。
もっといい方法は無いのか。
いっそ、本を読まないで自分の今在るポリシーだけを抱えて生活してはどうか。
自分は今後(まだ高校2年生)、どちらの立場をとっていくべきなのだろうか。

本をそれこそ溺れるほどに読んだ人の方が結局賢くなっていくのだろう。
なによりそうした人たちの結果が名声、富豪、栄光であったりするからだ。

しかし、そっちのほうが賢いということに理解ができない。



猛進して本にぶつかっていき、一つの「ポリシー」を得ても、
新たな本を読み、思考してみるとまたそのポリシーが潰されていた。

本という知識のエッセンスであるたいそうなものでなくとも、テレビを見るだけで「名言」が特集されており、また潰される。

これきりあるの?おれは疲れたよ。

本、売る。完了。

手相術
方法序説 デカルト
知的複眼思考法
老子
思考の整理学 外山滋比古
マンガ老荘の思想 蔡志忠
マンガ菜根譚世説新語の思想 蔡志忠
マンガ孔子の思想 蔡志忠
マンガ孟子・大学・中庸の思想 蔡志忠
マンガ史記列子の思想 蔡志忠
笑う偉人伝  
哲学 島田紳助
学問の世界 
私の履歴書-知の越境者 白川静
小説十八史略1 陳舜臣
小説十八史略2 陳舜臣
小説十八史略3 陳舜臣
小説十八史略4 陳舜臣
小説十八史略5 陳舜臣
小説十八史略6 陳舜臣
史記-覇者の条件
カラマーゾフの兄弟
カラマーゾフの兄弟
カラマーゾフの兄弟
カラマーゾフの兄弟
カラマーゾフの兄弟
ボヴァリー夫人 フローベール
停電の夜に J・ラヒリ
背教者ユリアヌス 辻邦生
ショートショートの広場13 阿刀田高
リプレイ K・グリムウッド
火車 宮部みゆき
地上50mの迎撃 J・セイヤー
文学部唯野教授 筒井康隆
風の影 上 サフォン
風の影 下 サフォン
花の歳月 宮城谷昌光
ハードボイルドエッグ 荻原浩
笑わない数学者 森博嗣
ナイン・ストーリーズ サリンジャー
中国・反骨列伝 伴野朗
知的経験のすすめ 開高健
言いわけの花束 
砂の女 安部公房
細雪 谷崎潤一郎
言志四録 佐藤一斎
狼なんかこわくない 庄司薫
花ざかりの森・憂国 三島由紀夫
音楽 三島由紀夫
潮騒 三島由紀夫
頭は帽子のためじゃない 阿刀田高
風物語 阿刀田高
イデアを捜せ 阿刀田高
詭弁の話術 阿刀田高
成功する男はみな、非情である。 角川いつか
マキアヴェッリ語録 塩野七生
30ポイントで読み解くクラウセヴィッツ戦争論
異国の窓から 宮本輝
もしもウサギにコーチがいたら
要約世界文学全集1 木原武一
中華帝国史 中 安能務
中華帝国史 下 安能務
どっきりクイズだ一本勝負!
犬だって散歩する 丸谷才一
私の嫌いな10の言葉 中島義道
ひとを嫌うということ 中島義道
春琴抄 谷崎潤一郎
HERO チャン・イーモウ
たいした問題じゃないが
後宮にて 酒見賢一
小僧の神様・城の崎にて 志賀直哉
人生を半分降りる 中島義道
相対主義の極北 入不二基義
雍正帝 宮崎市定
書剣恩仇録1 金庸
書剣恩仇録2 金庸
書剣恩仇録3 金庸
書剣恩仇録4 金庸
反三国志 上
反三国志 下
たった一人の反乱 上 丸谷才一
たった一人の反乱 下 丸谷才一
ワイルド・スワン 上 ユン・チアン
ワイルド・スワン 中 ユン・チアン
ワイルド・スワン 下 ユン・チアン
ショートショートの広場6 星新一
深夜特急1 沢木耕太郎
深夜特急2 沢木耕太郎
深夜特急3 沢木耕太郎
深夜特急4 沢木耕太郎
深夜特急5 沢木耕太郎
深夜特急6 沢木耕太郎
大人のための残酷童話 倉橋由美子
教養論 鷲田小彌田
きまぐれロボット 星新一
宇宙のあいさつ 星新一
不実な美女か貞淑な醜女か 米原万理
孟夏の太陽 宮城谷昌光
杯 沢木耕太郎
二十歳のころ1
経済ってそういうことだったのか会議 佐藤雅彦
小説 孫子の兵法 上 鄭飛石
小説 孫子の兵法 下 鄭飛石
パズル・パレス 上 ダン・ブラウン
パズル・パレス 下 ダン・ブラウン
晏子1 宮城谷昌光
天空の舟下 宮城谷昌光
そして二人だけになった 森博嗣
ドミノ 恩田陸
万物理論 グレッグ・イーガン
後世への最大遺物・デンマルク国の話 内村鑑三
知の愉しみ知の力 渡部昇一/白川静
マンガ老荘3000年の知恵
マンガ孫子韓非子の思想
サラ川傑作選
墨攻 酒見賢一
楢山節考 深沢七郎
平生の心がけ 小泉信三
日本の弓術 オイゲン・ヘリゲル
定義集 アラン
プチ哲学 佐藤雅彦
ことばへの旅1 森本哲郎
未来いそっぷ 星新一
かぼちゃの馬車 星新一
知的創造のヒント 外山滋比古
読書術 加藤周一
君たちはどう生きるか 吉野源三郎
サロメウィンダミア卿夫人の扇 ワイルド
考える人 池田晶子
サキ短編集
文章読本さん江 斉藤美奈子
O・ヘンリ短編集1
O・ヘンリ短編集2
O・ヘンリ短編集3
世界史こぼれ話1 三浦一郎
世界史こぼれ話2 三浦一郎
世界史こぼれ話3 三浦一郎
世界史こぼれ話4 三浦一郎
世界史こぼれ話5 三浦一郎
沈黙の王 宮城谷昌光
月と六ペンス モーム
人生論ノート 三木清
テーブルの雲 林望
男のコラム1 マイク・ロイコ
男のコラム2 マイク・ロイコ
外科室・海城発電 泉鏡花
世界を動かした名言 J・B・シンプソン
頭にガツンと一撃 R・V・イーク
朝のガスパール 筒井康隆
銀の匙 中勘助
清貧の思想 中野孝次
若き実力者たち 沢木耕太郎
紙のライオン 沢木耕太郎
日本人と中国人 陳舜臣
勉縮のすすめ
幸福論 アラン
われ笑う、ゆえにわれあり 土屋賢二
簡単に断れない 土屋賢二
大河の一滴 五木寛之
続ものぐさ精神分析 岸田秀
人間通 谷沢永一
哲学の教科書 中島義道
自分の中に毒を持て 岡本太郎
人間というもの 司馬遼太郎
ほどほどの効用 曽野綾子
人間・この劇的なるもの 福田恆在
日本を思ふ 福田恆在
考えるヒント 小林秀雄
ものの見方について 笠信太郎
死に至る病 キェルケゴール
小説家 高橋克彦
快楽主義の哲学 澁澤龍彦
風待ちの港で 北方謙三
包む 幸田文
流れる 幸田文
父・こんなこと 幸田文
おとうと 幸田文
自分の時間
兵法三十六計 守屋洋
子供の領分 良行淳之介
地獄変 芥川龍之介
十三妹 武田泰淳
ひかりごけ・海肌の匂い 武田泰淳
人間失格 太宰治
文章読本 丸谷才一
阿Q正伝 魯迅
冷血 カポーティ
わが心は石にあらず 高橋和巳
実践孫子の兵法 柘植久慶
知的生活 P・G・ハマトン
孫子呉子
遊び時間 丸谷才一
時間論 中島義道
思考の用語辞典 中山元
論語
驚異の百科事典男 A・J・ジェイコブズ
痴人の愛 谷崎潤一郎
五重塔 幸田露伴
修身教授録一日一言 森信三
純粋理性批判 上 カント
バーボン・ストリート 沢木耕太郎
裸の王様・流亡記 開高健
山月記・李陵 中島敦
働くことがイヤな人のための本 中島義道
女ざかり 丸谷才一
カントはこう考えた 石川文健
自分を鍛える! ジョン・トッド
ヘンリ・ライクロフトの私記 ギッシング
そうだったのか現代思想
読書の学 吉川幸次郎
読書術 エミール・ファゲ
人物50人で読む中国の思想
太陽の季節 石原慎太郎
パステーィシュと透明人間 清水義範
99%の誘拐 岡崎二人
赤頭巾ちゃん気をつけて 庄司薫
すべてがFになる 森博嗣
SuddenFiction2
雷神、翔ぶ 丸山健二
怪しいお仕事!
大学時代出会わなければならない50人
ザ・グリンベレー 柘植久慶
誰も書かなかったソ連
カウンセリングを語る 上 河合隼雄
物語の体操 大塚英志
長靴をはいた猫 澁澤龍彦
文章を書くヒント 外山滋比古
シャーロック・ホームズの冒険 コナン・ドイル
変身 フランツ・カフカ
生き方、六輔の 永六輔
ガンジス河でバタフライ たかのてるこ
チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 塩野七生
野火 大岡昇平
人生と陽明学 安岡正篤
実験室 山田智彦
海軍名語録 吉田俊雄
大学・中庸 守屋洋
おみそれ社会 星新一
ボンボンと悪魔 星新一
武術の新・人間学 甲野・善記
禅とオートバイ修理技術 上 ロバート・M・バーシグ
禅とオートバイ修理技術 下 ロバート・M・バーシグ
クマのプーさんののんびりタオ
幸福論 寺田修司
バカにつける薬 呉智英
衰亡の法則 馬野周二
一般人名語録 永六輔
舞姫・うたたかの記 森鴎外
性格の研究 木原武一
あるがままを受け入れる技術
人間学 伊藤肇
こころの声を聴く 河合隼雄
サラダ記念日 俵万智

凶犯 張平
宇宙からの帰還 橘隆
白鳥の歌なんか聞こえない 庄司薫
僕の大好きな青髭 庄司薫
長距離走者の孤独 アラン・シリトー
極大射程 上 S・ハンター
極大射程 下 S・ハンター
安岡正篤
堕落論 坂口安吾
チャイルド44 上 T・R・スミス
チャイルド44 下 T・R・スミス
冷たい密室と博士たち 森博嗣
悪童日記 アゴタ・クリストフ
理性のゆらぎ 青山圭秀
告白 町田康
大語録 永六輔
ジャッカルの火 フォーサイス
メソポタミア殺人事件 クリスティー
自身
動機 横山秀夫
半落ち 横山秀夫
ロートレック荘事件 筒井康隆
ルール 古処誠二
中国帝王図
中国古典一日一言
諸葛孔明 上 陳舜臣
諸葛孔明 下 陳舜臣
火宅の人 上 壇一雄
火宅の人 下 壇一雄
夏のレプリカ 森博嗣
ホクサイの世界 小松左京
細雪 中 谷崎潤一郎
きまぐれ学問所 星新一
海馬 糸井重里
超高速勉強術
正しく生きるとはどういうことか 池田清彦
龍の帝国 D・ウィングローヴ
韓非子 上 安能務
韓非子 下 安能務
ハドリアヌスの長城 R・ドレイバー
長い長い殺人 宮部みゆき
哲学がわかる

<新書>
知性の磨きかた 林望
知の編集術 松岡正剛
99.9%は仮説
偶然のチカラ
人はなぜ悩むのか
後手という生き方
うそとパラドックス
哲学入門 三木清
読書と社会科学
記号論への招待
狂いへのすすめ ひろさちや
読書の方法 外山滋比古
上達の法則
モノの言い方上達BOOK
世の中がわかる○○主義の基礎知識
畑村式わかる技術
大学受験に強くなる教養講座 横山雅彦
インド式インテリジェンス
カリスマ編集長の読む技術
大人の読書
英語達人列伝
哲学マップ 貫成人
大学の話をしましょうか 森博嗣
必勝小咄のテクニック 米原万理
詩集たいまつ2 むのたけじ
詩集たいまつ3 むのたけじ
駱駝祥子/趙子曰 老舎
世界近代詩十人集 伊藤整
石川淳 学習研究社
ガルガンチュアとパンタグリュエル物語 ラブレー
日本の文学/永井龍男・安部知二
日本の文学 谷崎潤一郎

333冊

僕はやる気がない時はあることを考えるよう自分に課している。
特にやらなければならないにもかかわらずやりたくない時だ。
僕がやらないデメリットを考えるということだ。
僕の中ではつねにこんな葛藤が起きている
「やる意味はなんだ?やったらどうなる?やった後は何が起こる?」


僕は欲求不満な時はあることを考えるよう自分に課している。
特にやってはいけないことにもかかわらずやりたい時だ。
僕がやるデメリットを考えるということだ。
僕の中ではつねにこんな葛藤が起きている
「やらない意味はなんだ?やらなかったらどうなる?やらなかった後は何が起こる?」




僕は理的な人になりさえすればいい。
僕は理的な人になれそうだ。
でも僕はそれだけで精一杯だ。

ちくたく

たった今、ふと思ったのだが

「時計ってB型」ではないだろうか。


B型といえばマイペースということでイメージはほぼ定着しているが、
時計は完璧に、100%ぴったりにマイペースである。

そのマイペースの完成さに私は憧れる。
時計というのは日々多数の人々から視線を受けても緊張しないのである。
その視線がたとえ温かな視線であっても冷ややかな視線であっても動じないのだ。

夕食前の空腹のときの一瞬一瞬の遅さといったら一日の苦痛分をまとめて返してくるようである。
この時間を、時計をじっと見て過ごすときの私の視線といったら時計に八つ当たりするようで間違いないだろう。

時計を見た瞬間慌てて忙しくなる人の一瞬一瞬の早さといったら友達と遊ぶときのようである。

それぞれのときの流れは違う。


だが時計というものはその自分が伴っている超マイペースな性格で私たちに一定の時間の基準を与えてくれるのである。



あとはもうわけわからん。

カメラとにらめっこ(敗)

私の趣味であるペン回しについて

まず、ペン回しとは何か、どれほどの発展性を含んでいるかなどの現代事情は割愛する。
興味がある人はGoogleなどを活用してほしい。


理論的に言うが、
原則、ペン回しには規則があり、
それに基づいた流量でフリースタイル(以下、FS)を構築していくのが一般的である。
見ていて魅せられるFSというのはその流量を多くしたり、流れるパターンに変化をつけてFSを構築しているのである。
そこにはスピナーの個性があり、好んで他のスピナーのFSをあさったりするのも個性の虜になっている人が多いためだと思われる。


多数のFSを私は見てきたが、私はその際にいつも考えてしまう癖がある。
『この人はFSを撮るためにいくつほどの時間を使ったのだろうか』
素晴らしいFSほどこう考えてしまう私の癖だ。
決して暇つぶしとは言えないほどの時間をかけていることは直感的にわかる気がする。


スピナーと一度でも思ったことがある人ならわかるであろう。
そのようなFSを撮ることがどれほどの大変なことであるのか。
当然のごとく、オーダーの技はできていなければならないし、
FS全体として滑らかさや力強さをどれほど引き出すのかというバランスのあった重心を探し出さなければならない。


その上、実際にFSを撮る環境は普段とはまた異なる。
FSは撮影機器に収めなければならないし、普段お気に入りの体制を崩すことが必要にもなったりするのである。
そしていやらしいのが撮影機器で、非常にやっかいなやつなのである。


映像化する能力を持っていない人間がこれらの機器に頼らざるを得ないのは然りなのだが、
レンズから覗く黒色があたかも生徒指導の先生の眼に見られているような気がさしてくるのである。
そこから生まれるのは適度を通り越した過度の緊張感である。



これでは落ち着かない。
正直、人にじーっと見られていてはFSどころではないのである。



ここで私についてのことなのだが、
PSN4thを宿題の合間に見、その余波を受けたのか、
まだ宿題が残っているのを放棄してFSを撮っていたのだ・・・


しかしながらここで言い訳。「特に今日の私には機械の監視が厳しかった」
いやはや機械を相手にしただけで3時間もの時間を無駄にしたかと思うと妙な鳥肌が立つものである。


カメラのレンズに対する耐性はどうやったらつけられるのであろうか。


ここしばらくストレスなので昇華することにしたのである。